なぜ日本人は英語が話せないの?と海外で外国人に聞かれた時

私が長く旅をしていていつも言われるのは、「日本人はどうして英語が話せないんだ!」というクレームのような困惑のようなお言葉。旅を始めた20代の頃は、なんでだろうねえと同調したり、教育上の問題じゃないかと適当に答えていたが、最近になって、真実にたどり着いた(気がする)。


そもそも日本人が英語を話せない、話さないのは当然だと思う。冒頭から答えを書くと、「植民地化支配されていないから。」


日本に住む日本人は、英語アレルギーを持っている人が未だ多く、海外の旅人から話しかけたら逃げられた、という話を何度も聞いたことがある。小泉政権時のyokoso japan!が功を奏したのか、LCCの導入からなのか訪日数は軒並み上がり、もはや外国人に対して特別感を抱くことはひと昔前であっても、英語力はまだまだ(な気がする)。


かくいう私がイタリアに住んでいた時も中国に住んでいた時も台湾でも、現地の日本人は現地の言葉を英語を飛び越して勉強していた。ここに住んでいるから当たり前だろう!とお叱りを受けるかもしれないが、一言言わせてもらいたい、世界の共通言語は間違いなく英語なのです。


上海に住んでいた時の知り合いが、私が当時世界一周しているのを知り、世界はどこでも中国語が通じるんでしょ?とかましてきてびびった。いやいや、中国人の人口が世界に対して多いだけで、決して各国人が中国語を話せるわけではない、またいわゆる中華圏の人々も大陸の中国以外、植民地支配の歴史を持っていることが多く、英語が通じる場合が多い。


ざっくり書くと、アメリカ大陸(中米、南米含む)は英語とスペイン語、オセアニアは英語。アフリカは英語とフランス語、中東はアラビア語と英語、CIS(旧ソ連圏)はロシア語、そして残るアジアは、これが複雑で一言では表しづらく、でもやはり英語である。いかにユナイテッドキングダムの勢力が大きかったか。


そしてアジアの中で英語は通じないのは、中国、韓国、日本だ。これも「植民地化支配されていないから。」という答えで説明がつくのではないか。


日本が植民地支配されなかったのは、ヨーロッパから遠いからとか、はるばる軍事力を使い遠征しても小さな島国だから、とか天然資源がないからだとか色々諸説があるが、だから未だにヨーロッパ人は日本を極東にあるミステリアスな国だと思っている。


先日、サハリンでフィガロに寄稿しているフリージャーナリストに会った。日本に取材旅行に行った時の新聞のPDFを見せてもらい、私は一瞬吹いた。

タイトルが、「ジャポン、東の日出づる国」とつけられていた。まさにマルコポーロの東方見聞録で、日本が一番初めに日出づる国ではないし(トンガとサモアで争っている)そういうイメージなんだとつくづく思ったものである。


どんどん横道にそれてしまったが、外国人にそのような不躾な質問をされた時は、はっきりこう答えればいい、「we are not colonized」。だから日本語しか話せない、isolated(孤立された)島国だしね、とかましたればいい。


でもだからと言ってそれにあぐらをかき、話せないままでいい訳がない。次の投稿で、解決方法を自分なりに考えたいと思う。

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